青森直哉の日記ブログ

自分の日々の生活のアウトプットのためはじめました。

眠れない夜だけ本を読む。

最近小説は読んでいない。

本当は小説は好きだし、年を重ねて

若い頃より、小説を味わう心は深くなっている。

なんとんく、あくせくして、小説を読む時間は後回しになっている。

 

先日、珍しく、眠れない夜があって

村上春樹川上未映子の対談本を

深夜1時本棚から出して読んだが、

15分位の読書だったが

しみじみ良い読書だった。

 

40台の頃、小説を読み続けた時期があって

その時は、人生経験もあって本当に良い読書体験だったと思う。

 

つらつら並べると、フォークナーに始まり、ドストエフスキーの小説を通し読み。

トルストイの代表作、その他プーシキンゴーゴリー。

 

井伏鱒二に、谷崎純一郎、志賀直哉丸谷才一

あの頃の良うに、読書に溺れたい気持ちは常にある。

 

しかし、そうはならないのだ。

さらに10代の頃は、北杜夫大江健三郎にハマった。

時間があれば、読み返したい。

 

しかし、残り少ない人生。小説に避ける時間は少ないのだ。

ただ、過去の読書体験を甘美な気持ちで思い出しながら、

 

実際に本を読むのは、

先日のような眠れない夜に限られるのだろう。

 

ただ、その制約が、自分の小説体験を掛け替えのないものに

するのだと思う。氷壁を登る登山者のように一瞬一瞬が

大事になるように、読書経験がこれからの人生もあるのだろう。

 

 

対句段落。

遠藤周作北杜夫

スタートは母が死んだ49日に日本ダービーの指定席が当たり、

ラストはばんえい記念